しんかなクリニック

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雑感)5月連休を終えて

当ホームページをご覧のみなさまへ。
こんにちは。しんかなクリニック 院長の片岡です。
5月の長期連休を終え、しんかなクリニックも診療を再開して1週間が経過しました。

引き続き自粛要請が続く東京都や大阪府内でも、一部で営業再開などの動きも出ており、街中も少しづつですが人通りが戻ってきつつあります。

4月の緊急事態宣言から3週間、5月連休の休み明けで自主休業を終えた大手書店では30分以上前から100人以上が列を作り、開店と同時に一気になだれ込んだとの報道もありました。

5月14日にも39の県では緊急事態宣言の解除が出される予定ですが、コロナ感染者数が順調に低下している大阪府も独自判断で解除判断が下される模様です。気候も暖かくなり例年だとお出かけに大変良い時期ですが、今年はやや暑いくらいで30度を超える場所も認められます。マスクをつけていると暑くなりすぎる・熱中症になるなどの指摘もありますが、ジョギングされる方以外でも外出時にマスクを付けずに出歩かれている姿をご年配の方に限らずチラチラ見るようになりました。気温高かったからか、外しておられるのでしょうか。街中に、道端に捨てられたマスクも散見されるようになりました。
 

使い終わったマスクを処理する側の問題もありますが、ここでは「マスクをしない」という問題に着目したくおもいます。「(今の状態を)忘れたい」「(今の状態から)早く解放されたい」という気持ちがそうさせるのは痛いほど分かります。また「私はもう気にしてない」との声もお聞きしますが、少し残念な気持ちになります。例えご自身が気にしなくなっても、周囲の方はそうは思っていない方もおられます。
 

過日のブログでも触れましたが、世界的にマスク着用が世界的に重要視されるようになりつつあります。フランスでは国民1人あたりにマスク2枚が配布されるようになりました。またフランスに加え、オーストリアやドイツ、チェコなどの国々がすでに健常者による公衆でのマスク着用について今までの「不要論」を撤回するようになりました。イギリスでも今までマスク不要の立場をとっておりましたが、イギリス国内お膝元であるイギリス医師会雑誌(BMJ)の4月9日オンライン版の投稿で「予防策として人々にフェイスマスクの着用を奨励する時期だ」という専門家の論文が発表され、また英国内で「新型コロナウイルスに感染している」と主張する男から唾と咳をかけられた鉄道職員の女性(元々呼吸器疾患をもっておられた)が新型ウイルス感染により死亡した、と亡くなられた女性が所属する労働組合からいう報告が5月にありました。

 

コロナウィルスは無症状で感染するの割合が8割とされており、知らない間に他の人に移すリスクがあります。原稿を書いている5月上旬時点で、クリニックのレベルでかかったのかどうかを迅速に把握する手段・機材はありません。全国的に生じている緩和ムードに多少の危機感を感じずにはいられません。

国内では酷評される布マスク配布ですが、ようやく大阪にも配達を開始したとの報道が出ました。5月19日までに近畿2府4県に約240万が配送予定との事です。

 
クリニックへお越し頂く方には引き続きマスク着用をおねがいします。日中は暑いため、来院時の外出前に忘れず飲水をして下さい。また同時に普段からの手洗いもよろしくお願いします。
 

今後とも、しんかなクリニックをどうぞ宜しくお願い致します。

 
 しんかなクリニック 内科・糖尿病内科
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