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あけましておめでとうございます。しんかなクリニック院長の片岡です。
クリニックは本日1月6日(水)から診療を再開しました。
さて、過日に日本糖尿病学会から患者さん向けの声明が公表されました(詳しくはこちらの
記事を参照下さい)。
2020年始から始まった新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の流行は未だに拡大し続けております。もともと糖尿病で血糖コントロールが不良の場合、感染症が重症化しやすい傾向にありますが、糖尿病はCOVID-19の重症化因子であることが割と早い段階で指摘され、不安な気持ちで過ごされる方が多いと思います。
重症化させないため、できるだけ早期の感染症の診断と適切な治療を受けることが重症化させないために大切でありますが、大元の血糖コントロールをつける事が何よりの予防になります。通院中の患者さんの中には、感染を気にするあまり自粛を続けられ、約半年後の年末に、体重増加と血圧上昇・血糖コントロールの悪化を来してしまった方も何名かお見受けました。そうならないためにも、糖尿病を始めとした生活習慣病で治療中の皆様には
・人混みを避けての運動や家の中で体を動かすこと
(例年12月〜1月はクリスマスと年末年始等での行事が重なり血糖・体重コントロールが難しくなる時期でもあります。また高齢者の方は筋力や認知機能が低下するフレイルの状態に陥りやすくなります。まずは食べすぎない+食事のバランスに注意しましょう。詳細は次のブログに分けて記載します)
・かかりつけの医療機関を定期的に受診すること
(投薬が切れないようにしましょう。薬の余りがある方は、飲み忘れが無いような対策が必要です。)
・発熱や息苦しさなどの症状が現れた場合、まずは投薬処方を受けている普段のかかりつけ医療機関へ連絡・相談すること
(かかりつけ医療機関が無い方、かかりつけ医はあっても投薬処方を受けておられない方に関しては保健所へお問い合わせ下さい。)
を是非とも遵守いただきたく思います。
本年も、しんかなクリニックをどうぞ宜しくお願い致します。