しんかなクリニック

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予防接種

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予防接種

当院では定期通院中の患者様を対象に2024年度も昨年と同様、インフルエンザワクチン接種を実施致します。当院での確保数も限りがあり大変申し訳ございませんが、本年度の接種対象者を、現在定期的に通院されておられる患者様に限定させて頂きました。何卒ご了承下さい。

(2024/9/29:2024年度のインフルエンザワクチン接種受付について改訂を行いました)

当院で接種可能なワクチン

  • インフルエンザワクチン(2024年度の接種:通院の方に限定)
  • 風疹ワクチン(完全予約制:取り寄せにお時間を頂いており、現在は通院中の方に限定しております。状況により麻疹風疹混合ワクチンに変更することがあります)

予防接種に注意が必要な方・受けられない方

  • 妊娠中また妊娠の可能性のある方:その旨を必ずご予約時にお知らせください。
  • 17歳未満の方(当院では18歳以上の接種とさせていただいております)
  • 重篤な急性疾患(感染症)を引き起こしている方・発熱(37.0℃以上)ある方:後日の摂取へと予約順延をさせていただきます。
  • ワクチンに含まれる成分(卵や抗生物質、安定剤など)でアレルギー反応が出た方
  • 心臓病、腎臓病、肝臓病、血液疾患等で治療中の方:状態を確認させていただきます。
  • 予防接種後2日以内に発熱や発疹、蕁麻疹などアレルギー症状がみられた方
  • 今までにけいれんを起こしたことがある方
  • 過去に免疫不全の診断がなされている方、また近親者に先天性免疫不全の方がおられる方

インフルエンザ予防接種に関する頻度が多かった質問

インフルエンザワクチンを接種する最適な時期はいつが良いでしょうか

糖尿病を基礎疾患に持っている場合の注意すべき点は何でしょうか

インフルエンザワクチンの接種は1回でしょうか 子供のように2回注射がより良いのでしょうか

他のワクチンとの接種間隔はどのように考えたら良いのでしょうか

 

インフルエンザワクチンを接種する最適な時期はいつが良いでしょうか

ワクチンは接種後当日から翌日にかけて注射部位の発赤や熱感が現れますが、実際に体内で免疫が確立するまでに2週間前後かかります。ワクチンの効果について2020年時点では投与してから5ヶ月程持続すると言われておりますが、その方の年齢や免疫能等の状況によっては期間が短縮する可能性もあります。種々の背景から適切な摂取時期を逆算すると、10月後半から、遅くとも12月中旬までに接種を完了していることが望まれます。またせっかくワクチンを接種しても、抗体産生が間に合わずに発症してしまう可能性が十分に考えられますが、インフルエンザ流行期でもワクチンを接種することができます。

糖尿病を基礎疾患に持っている場合の注意すべき点は何でしょうか

糖尿病がインフルエンザワクチンの効果に及ぼす影響については十分に評価をされたものは無いようですが、ワクチン効果はやや落ちるもの有効であるとする報告もあります。最近では2型糖尿病患者におけるインフルエンザワクチン接種は、脳卒中、心不全、肺炎、インフルエンザによる入院率や全死亡率を優位に減少させると言う報告があります。本疾患の患者さんは、インフルエンザ及びそれに続発する肺炎による死亡リスクが高いことから、一般にワクチン接種の禁忌事項がない患者さんに関しては、インフルエンザワクチン接種が推奨されています。
 

インフルエンザワクチンの接種は1回でしょうか 子供のように2回注射がより良いのでしょうか

季節性インフルエンザワクチンは65歳以上の高齢者に対して、通常1回接種が推奨されています。それは、1回接種でインフルエンザ罹患の重症化予防、インフルエンザによる死亡を予防する効果が検証されているからです。13歳以上65歳未満の方にはついては1回か2回かの判断が接種医に委ねられています。健常成人や基礎疾患のある方を対象にして行われた研究から、0.5mlの1回接種で、2回接種と同等の抗体値の上昇が得られるとの報告があることから、13歳以上の方は1回接種が原則となっています(13歳以上の基礎疾患(慢性疾患)のある方で、著しく免疫が抑制されている状態があると考えれられる方等は、医師の判断で2回接種となる場合があります。65歳以上の方をはじめ、インフルエンザワクチン接種にあたっての市からの補助は1回分のみ になります。)。
 

他のワクチンとの接種間隔はどのように考えたら良いのでしょうか

我が国ではこれまで、2種類以上の異なるワクチンについて同時接種を行わない場合、ワクチン同士の干渉作用の可能性や有害事象が発生した場合の因果関係の評価を考え生ワクチン接種後は27日以上、不活化ワクチン接種後は6日以上の間隔をあけて次の異なるワクチン接種をすると定められていました。これについても2020年10月に改定が行われ、生ワクチン(BCG や麻疹・風疹、水痘、ロタウィルス、帯状疱疹(生ワクチン)黄熱)の接種後は引き続き27日間の間隔を置く必要がありますが、インフルエンザワクチンを始めとするそれ以外のワクチン接種に関しては特段の間隔延長を必要としない(同時摂取でも可)とする改定がされました。新型コロナウィルスに対するワクチン接種とは2021年までは2週間の間隔を開けるよう通達がありましたが、2022年以降、同時接種でも構わない との発表がありました。副反応がご心配の方は、念のため1〜2週間ほど間を開けての接種をお勧めしております。

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